マイ・タイムラインのつくり方
約2分で読めます ・ 2026.09.05公開
地震とちがい、台風や大雨は来ることが前もってわかる災害です。だからこそ、危なくなってから考えるのではなく、「警戒レベルがいくつになったら、わが家は何をするか」を先に決めておくことができます。それがマイ・タイムライン(事前の避難計画表)です。
そのまま使えるひな形
| 台風予報が出たら (2〜3日前) | ハザードマップと逃げ先を家族で確認。モバイルバッテリーを満充電に。ベランダ・庭の飛びそうな物を片づける |
|---|---|
| 警戒レベル2 (注意報) | 非常持ち出し袋を玄関へ。気象情報をこまめに確認する担当を決める |
| 警戒レベル3 (高齢者等避難) | 高齢者・乳幼児・障害のある方がいる家庭は、ここで避難開始。それ以外も準備を終わらせる |
| 警戒レベル4 (避難指示) | 全員避難。決めておいた逃げ先へ。暗くなる前・雨が強まる前に動く |
| 警戒レベル5 (緊急安全確保) | すでに災害発生か切迫。外への移動がかえって危険なら、建物の上の階・崖から離れた部屋へ |
警戒レベルのくわしい読み方はこちら。大事なのは、レベル5を待たないこと。避難の締め切りはレベル4です。
つくり方は3ステップ
- ① わが家のリスクを知る: 住所を入れて、浸水の深さ・土砂の警戒区域・災害別の逃げ先を確認します。リスクの種類で「逃げるべきタイミング」が変わります
- ② 逃げ先と経路を決める: 逃げ先を選んで「わが家の避難計画カード」をつくり、家族に共有。避難さんぽで一度実際に歩いておくと本番で迷いません
- ③ レベルごとの行動を書きこむ: 上のひな形をベースに、「誰が・何を・いつ」を自分の家に合わせて具体化。冷蔵庫など毎日目に入る場所に貼っておきます
わが家に合わせて「早める」
ひな形はあくまで標準形です。高齢の家族、乳幼児、ペット、車いす— 移動に時間がかかる事情があるほど、行動を1レベルずつ前倒しにします。ペットがいる家庭はペットの避難準備もあわせてどうぞ。マンションの上層階で浸水想定内なら「在宅避難+備蓄」が正解のこともあります。備蓄の量の目安で確かめてください。
年に一度、見直す
引越し、家族構成の変化、まちの工事などでリスクは変わります。梅雨入り前か防災週間(8/30〜9/5)を「わが家の見直し日」に決めておくのがおすすめです。防災力診断を毎年の定点チェックに使えます。
参考: 国土交通省「マイ・タイムライン」、内閣府「避難情報に関するガイドライン」
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⚠️ 「洪水向けの登録がない・少ない」ことは、自治体の対応不足を意味するとは限りません。広域避難(区域外への立ち退き避難)など別の避難方針を定めている場合があります。実際の災害時は自治体の避難情報を最優先してください。
出典: 国土地理院 指定緊急避難場所データ(市町村報告に基づく)・集計日 2026-09-09 ・ ニゲドコによる集計